基礎代謝と体脂肪の関係は?
基礎代謝が上がれば、体脂肪は減っていく
よく、耳にする言葉ですが、基礎代謝と体脂肪には
どのような関係があるのでしょうか?
基礎代謝とは、生命を維持するのに必要なエネルギーのことで、
心臓や内臓を動かしたり、脳を働かせたり、体温を一定に保ったり、
筋肉を動かすことなどで消費されるものです。
この基礎代謝の量が多いほど、エネルギーをたくさん使うので
脂肪がたまりにくいといえます。
では、基礎代謝を上げるにはどうすればいいのでしょう?
心臓や内臓、脳のエネルギーは、簡単に増減できませんが、
筋肉が使うエネルギーは、努力して増やすことができます。
筋肉量が多い人ほど、その筋肉を動かすのにエネルギーがたくさん必要なので
基礎代謝も高くなり、体脂肪も増えません。
ですから、運動によって筋肉量を増やすことで、
基礎代謝を上げることができて、脂肪がつきにくくなることができるのです。
基礎代謝を上げて体脂肪を減らすには、運動をして筋肉の量を増やすのが
結局は一番の近道になるのです。
体脂肪を減らそうと、無理なダイエットをしていては
かえって基礎代謝を低下させ、痩せられないということになりがちです。
体内に必要なエネルギーが取り込まれないと、筋肉がエネルギーとなって
筋肉量が減ることとなります。
すると、ますます基礎代謝が低下して、太りやすい体質になってしまうのですね。